誰しも、若い頃は勢いがあったりもします。それなりの地位と権力と財力を手に入れた人もいるでしょう。しかし、それは、永遠には続きません。自分の老いに苛立ってみても致し方のないところです。かつて、服従していた人たちも、利害関係があるが故に、狸の振りをしていたのかも知れません。そのことに気付かなければ、苦しむ事になります。残念ながら、人は打算の計算づくめで行動するものです。
人の世はそのようなものだと達観して、せめて、最後は残された者達に迷惑を掛けないように、終活の準備をすることは極めて自然な事だと思います。そうあって欲しいと思います。
ここで、例えば、他人から賃借している物件などは、その貸主に返却しなければなりません。これが、賃借物件に加工等を施している場合は、元にあったかたちに戻して、つまり、原状回復をして返却しなければなりません。その物件が加工前は、どういう姿をしていたか等は、残された者にはさっぱりわかりません。それが、書面として、賃貸借契約書等のかたちが残っていれば良いのですが、大概は、口頭上の約束だったりします。そうなると、賃貸人と賃借人側の相続人たちで揉める訳です。だって、先代の者たちがどういう約束をしたのか等は、知る由もないからです。
そう言う意味で、晩年になったらば、エンディングノートを整理して行くのはとても大事だと思います。そして、財産の承継について、法的に遺言書というかたちで残して置くと言うのが、やはり大事だと思います。私は、その普及活動をして行きます。
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